北野武映画祭solo.1〜3「ソナチネ」「菊次郎の夏」「3-4x 10月」

2020.05.08 Friday



自粛期間中に映画を観よう観ようと思っていて

ようやく。

 

興味がある映画は色々あったんだけど

新しいものを取り入れる気力がなかったので、

久しぶりに武映画を。。

後味がよくないのはわかってるのに、

映像をつい観てしまうんですよね。。

(演劇のポツドールも同じ感じ)

ゆっくり上げてこー

 

 

メモ的にレビューを書いてみます。

 

※以下、ネタバレ含む

 

 

『ソナチネ』 1993年。4作目。

 

初めて観たのは何年前?かなり昔。

沖縄の海と、野球と、深いやるせなさの印象。

その後ついうっかり観てしまった時も、

終わった後にズーンと重くなってしまった。

10年くらいぶりかな。記憶はうっすら。


感じ方も前(20代の頃)とは違う。

なんだかフランス映画みたいな雰囲気。

映像というより絵みたいな感じが良くて、

セリフもシーンも最小限なのが心地良い。

ストーリーはシンプル。

暗いんだけど、魅入ってしまうんです。。

 

 

たけしが色っぽくてかっこいー

静かに狂気を含んでる感じ。。

 

女性から言われる、

「人を簡単にころせるってことは

自分も簡単にしねるってことだよね」が印象的。

自分よりも、大切な人がやられる方が怒る感じ。

 

沖縄の綺麗な景色と、ゆっくりした時間の流れの中

風が吹くように、淡々と進んでいく。

勿体つけていいような出来事が、

あっけなく、スッと入ってくる。

主人公、たけしの孤独な心を表してるのかな。

やっぱり大杉漣は良い味。渡辺哲の踊り最高。

 

拳銃のロシアンルーレットも面白かった。

玉が入ってても同じだったかもしんない。

 

ラストシーンは、、ずるいよね。

女性との距離感が。

最後のアレだけをとりだたされがちなのが、

陳腐でちょっといやだな。って思う。

というか、あんな結末はやだよー。

わからなくはない。でも寂しいよ。

 

何故か「メリークリスマス、ミスターローレンス」

って笑うたけしを思い出した。全然関係ないね。

 

たけしの自分自身の身を切り出したような主人公、

という印象でした。

 

 

タイトルの由来について。

ピアノを習うと教本が、

バイエル、ツェルニー、ブルグミュラー、と

だんだん難しくなってきて、だいたいソナチネあたりで、

辞めちゃうって人が多いの。

それと、序盤の

「俺、やくざやめちゃおっかなあ。

もうやんなっちゃったなあ」が、かかってるそうです。

 

それを知って、ますますずるいというか

やられました。。洒落てるよね。

 

 

わー。レビュー下手だー。

国語の授業で、作文大好きでいっぱい書いたけど、

読書感想文だけ苦手だった。急に口下手になるみたい。

 

 

 

 

というわけで、終わった後味がわするぎて、

やるせなさすぎて、もう1本観ることに。

 

 

 

『菊次郎の夏』 1999年。8作目。

 

これならずっしりこないだろう〜!と思い、口直しに?鑑賞。

初めて観たときは、わたしも若くてまだひねくれてたので笑

わざとらしく良くみせてるみたいで、ヤだなーって思ってた笑

一応観たけど、その時は全然ピンとこなかった。

 

2回目は、ワーキングホリデーでオーストラリアに住んでた頃。

シェアハウスのテレビで、たまたま放映されたの。

映画そのままの、英語字幕で。

テレビで日本語が懐かしかったから、なんとなく鑑賞。。

英語字幕で観る邦画って、面白いし勉強になるね。

内容は、初めて観たときとは印象が違って、優しく感じた。

 

 

そしてまたけっこう年数があいて、今日。

まず、舞台は浅草だったんだ。豊橋って愛知だー。

って思った。前観たのは東京に来る前だったから。

 

久しぶりで細かい内容は覚えてなくとも、

ざっくりとしたあらすじは知ってて、

だからというわけじゃない、と思うんだけど、

なんだかずっと寂しい感じがあった。。

 

ソナチネなんかより軽いし、

ポップなコメディ要素もけっこうあって、

笑えるシーンもちゃんとある!(^-^)/

でもそれも含めてなんだか寂しくて、、

あの子も、たけしも、

だから親戚でもないのに仲良くなったのかも?

 

そう、あの子役が、今時じゃないのが良かった。

素朴で。メイキングがほのぼのしてた。

 

バイクの二人組、

グレート義太夫と井出らっきょのキャラが好き。

 

キャンプで遊んだりするのも良くて、

自然の中でお金もあまり使わなくたって

楽しいんだけど、裏で寂しさはぬぐえず、、

 

8作目とはいえ、たけしの素の部分もやっぱり

けっこう出してるんじゃないかな、っって印象。

 

 

人生によくある、辛いけどもうどうしようもなくて、

受け入れるしかないし、切り替えるしかない、ということ。

 

 

そうするために、まわりには優しい人がいるし、

楽しいこともあるし、みたいなことなんだけど、

 

わかりやすく提示されてるのに、何故か素直に受け取れず

明るいラストシーンを観ても、なじめなくて、

明るく受け止めなきゃなあ、、って感じでした。

 

誰しもどうしようもない古傷を抱えてたりして、

わかってるけどどうしようもなくて、みたいな

それでも人生楽しんでいこうぜってことは、わかるんだけどね。

 

 

ずっと、おじちゃん!って呼んでた子が、

別れ際に笑顔で名前を聞くのは、

本当に楽しかったから前向きで、

帰ったら環境は変わってなくて、

それでも夏休み前よりは、きっと前向きに生きていけるんだろうな、とは思いました。

 

タイトルが、子の正男じゃなく、

おじちゃんの名前、菊次郎(たけしのお父さんの名前と同じ)になってるのは、

=たけしが、こどもの頃に体験できなかったことと

リンクしてるのかも?って、思ってみたりもしたよ。

 

 

なんと、たけしがテーマ曲を弾く映像が!

ピアノ弾けたんですねー!照れ笑いしてる

 

 

 

 

 

そんなんで、やるせない気持ちになってしまい…(^-^;

こうなりゃもう1本観ちゃおう!ってことにしたのです。。

 

 

 

『3-4x 10月』 1990年。2作目。

(3たい4エックス、10月)

 

野球の、3-4x(3-4で裏を省くx)で、10月の物語。

東京に来てすぐくらいに1回観たきり。

記憶はちょっとソナチネと被ってた。沖縄に行くから。

 

この作品はめっちゃ賛否分かれそう。。

 

BGMが一切なく、セリフも少なく

説明シーンもかなり省かれてるから、

その間を読むのは面白いと思う。

これもフランスっぽい、あらわな感じが時々生々しい。

 

ここでのたけしは、けっこうはちゃめちゃなキャラ。

やっぱり素の部分も切り出してるとは思うんだけど、

ここまでやるかなー。。

女性の接し方は引いちゃうよね。。

たけしの役で一番かっこわるいかも。

小さいながらも、気をまわすところはちゃんとあって、

それが命取りになったのか、どうなのかは不明。

 

 

ガダルカナルタカの役者名が、井口薫仁(本名)

って初めて知った。いい味だった、、けど寂しい、、

 

初回はしっくりこなかった柳ゆうれい、今回はハマって見えた。

豊川悦司は、こういう気持ち悪いキャラが

とっても似合ってて好きです。笑

石田ゆりこが、かわいいー。

何故最後まで一緒だったのかを考えると、やっぱりオチが……

 

有名なシーンで、ボクサーの渡嘉敷勝男が、たけしの舎弟で

向かってきた敵を殴っても、またすぐにチークを踊ってるのは笑った。

 

 

問題は、ラスト。

どう捉えればいいか、わかんない!

わかんなすぎて、ネットで検索しちゃったくらい。

妄想オチとか夢落ち?ありえない!

ループ?にする意味?

もっと違う解釈が思いつかない。。。

 

ネットで、「たけしの挑戦状」という伝説の?ゲームが

土台になってるのではと書いてる人がいた。

やったことないけど、はちゃめちゃなゲームらしい。

それならちょっとだけ、わからなくもないけど。。。

もやもやもや。。。

たけしの開き直った吐き出しなのかな、、

 

 

 

 

 

というわけで。。

 

だらだら書いてしまいました。長かったね。。

書くことで、もやもやを取り出したかったのかもしれません。

もし誰か読んでくれたのなら、ありがとうございました。

どれかをオススメする気はゼロです。。(´°ω°`)

でもね、なんだかんだいって、

また観たくなっちゃう気がしています。。(なのでDVDを持ってる)

それって好きってことなんでしょうか?

 

 

せっかくなので、他にもまた観たいと思う作品を

観てコメントを書いて行こうかな。。m(_ _)m




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    category:MUSiC | by:りふ
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